人気ブログランキング | 話題のタグを見る

王様は裸じゃないか。      指差す子供もちんこ丸出し。


by bbh_x

科学的であると言うこと

満月の夜、人は攻撃的になる!?

[ロンドン 6日 ロイター] 伝説によると、満月の夜には狼男が現れるとされるが、英国南部のブライトンでは、月齢が満ちると暴力行為が増えるという。

ブライトン警察は、満月の夜に犯罪が最も多発することがわかったため、その夜は勤務につく警官の数を増やすことを考慮中だという。

「月齢のグラフと昨年の暴力犯罪のグラフを突き合わせたんです。そこにはある傾向がありました。満月の夜には一般的に人間は攻撃的になる傾向があるのです」と語るのは、ブライトンのパブやバーにおける警察活動を監視しているパー警部。

今年初めポーランド科学協会の科学者が、月齢と犯罪性の関連を発見したという研究結果が発表された。

しかし、他の研究では、月が人間の行動に影響を与えるという示唆は否定されている。

同警部は「これが科学的だなんて言ってませんよ。偶然の一致でしょうか、それともそれ以上の何かがあるのか? 愚かな迷信ですが、でもきっと何かがあるんですよ」と語った。
======================================================

>他の研究では、月が人間の行動に影響を与えるという示唆は否定されている

西洋医学の観点で調べると、因果は個別対応的でなければいけない。
Aという原因がBという因子に作用して、Cという結果に「常に」到達しなければいけない。
ABCDEFGという原因がイロハニホヘトチという因子のどれかにランダムに作用し、甲乙丙丁のどれか、または複合した結果を導く、というモノは、「西洋医学的」には「無関係」と結論づけられるのである。

一種の「雰囲気」みたいなものは、そこから排除される。

「厳密に同じではないが、何か通底するもの」
これに人間は因果関係を見いだすことが出来るが、西洋医学(科学)は因果関係を見いださないということだ。
満月が生命に何か影響を与えているような「気はする」というのは、多分、大きな異論は出ないことだと思う。
でも、「やっぱり気のせいでしょ」とか「何が起こるって訳でもないんだけどね」というのも多数派の意見だろう。


そこに、難病とか、不治の病に対する回答があるのだと思う。
ま、良く炎上する、ガンに対する考察も同じだ。
同じ量の発がん物質を同じように投与しても、同じようには発ガンせず、同じ治療を同じようにやっても、結果に法則性が見られない。
そういう「雰囲気」的な病いに法則性を求めて、それを根拠に治療するというのは、やっぱりずれていると思うのだ。
by bbh_x | 2007-06-08 10:10